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ココロを軽くする話

話を聴くプロ☆心理カウンセラーのブログです。

2016年7月5日

5年の乳がん治療を終えて

「先生に会ってなければ、
今頃、私の左胸はなかったかも
しれません。」

昨日は、治療5年目の診察でした。

セカンドオピニオンで今の主治医に
会ってなければ、最初に診察を
受けた病院の先生の言うとおり、
全摘出をしていたかもしれません。

家族や、主治医、医療スタッフや、
友人、知人に支えられて、なんとか
5年を迎えることができました。

本当にありがとうございました。

副作用に悩まされることもありましたが、
なんとか、この日を迎えることができました。

実は最近は、治療期間が5年から
10年に延びたという話があり
どうしたものかと思い先生に
聞いてみました。

「リスクが高い人は、確かに
10年治療の流れにはなって
きているけど、標準治療まで
いってない。」

「10年治療して、効果が出る
のは、4%。25人に1人。」

とのことでした。

私も、何もなければ、迷うことなく
10年治療にしたと思います。

でも、乳がんになって中断している
ことがあるのです。

不妊治療です。

乳がんが分かったとき、ちょうど
体外受精に向けての採卵手術の
直前でした。

不妊治療の先生と乳がんの先生、
両方の先生に相談して、採卵を
やってしまおうということになりました。

結果、いくつかの受精卵を凍結保存
しています。

昨日の診察でも、乳がんの先生が
おっしゃってましたが、卵子ではなく、
受精卵を凍結できているのは、
とてもラッキーだと。

やはり、確率が何倍も違うそうです。

今年で41歳。

歳を重ねるごとに、不妊のリスクは
高くなります。

「あと、90日だけ抗女性ホルモン剤を
飲むという方法もありますよ。」というお話も
ありましたが、最終的には、もう飲まない
ことにしました。

リンパ節まで行ってなかったことも、
決断する要素だったかもしれません。

リスクが高ければ、違う決断になって
いたかもしれません。

2か月ぐらいで、抗女性ホルモン剤の
作用が、体から抜けるそうです。

乱れることがある生理も落ち着くかも
しれない、とのことでした。

今後、乳がんの検査は、半年に一回、
マンモグラフィとエコーになるとのこと。

CT、MRI、骨シンチグラフィなら痛く
ないので、まだマシなんですが、
マンモグラフィ・・・。

やっぱり手術した方が、痛い。

でも、しょうがないです。

病気になって、私は生き方を変えました。

「やりたくないことはやめて、やりたいことを
やる。」

それをマンモの痛みで再確認する機会に
しようと思います。

生き方を変えると決めて、勤めを辞め、
家族に負担をかけました。

受け入れてくれた家族にとても感謝しています。

病気になって色んなことに気付き、自分が
いかに生かされているか、身にしみて分かりました。

これからは、まずは、自分が笑顔で過ごして、
そして、近くにいる家族にも笑顔になってもらうことを
大事にしていこうと思います。

そして、地元で立ち上げた乳がんサークルが
社会福祉協議会さんや、市役所さんのご協力の
もと、なんとか形になりつつあります。

「あそこに行けば、仲間がいる。」

「あそこなら、こんな気持ち、話しても
大丈夫かな。」

「みんな、どんな治療をしてるの?」

「医療費はどうしてるの?」

「子どもには、どんな風に伝えたの?」

「なんかあったら、あそこがある。」

そう思ってもらえる場所として、
続けて行こうと思います。

この5年間で、色んな方に助けて
いただいた恩返しを、少しでも
何かの形でして行きたいと思います。

5年たったからと言って、再発の
リスクはゼロではありません。

でも、再発したり、いつか死ぬ瞬間に、
「勇気を出して、頑張って、大体やりたいこと
やったなぁ。」と自分に言ってあげられる
よう、過ごしていきたいと思います。

  

Posted 足立信子 : 14:37 | 5年の乳がん治療を終えて |

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