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ココロを軽くする話

話を聴くプロ☆心理カウンセラーのブログです。

2016年2月2日

乳がんの放射線治療での不安やストレスと上手に付き合う方法

乳がん患者専門心理カウンセラーの
足立です。

私も、今、乳がんの治療中です。

当事者として、同じ仲間に寄り添い、
その方の望む形で、また歩きだせるよう、
一緒に過ごしていけたらと思います。

今日は、「放射線治療での不安やストレスと
上手に付き合う方法」について書いていき
たいと思います。

乳房温存療法を受けた場合、手術で
腫瘍を取り除いたあと、放射線治療を
する場合があります。

放射線を照射して、手術部分の周辺に
散らばっている可能性がある、目に見えない
ぐらい小さな小さながん細胞にダメージを
与えて破壊するためです。

これをやるかどうかによって、再発率に
大きな差が出ることが分かっているそう
です。

私も、5週間、月曜日〜金曜日の毎日
決めた病院に通いました。

まず、放射線科で先生から説明を受け、照射
部分がポイントからずれないように
CTで位置を確認し位置決めをします。

このときに、照射ポイントが日によって
ずれないようにマッジクでマーキング
します。

私も「お風呂とかでも消えないように
あんまりこすらないでね。」と言われました。

そして帰宅して、お風呂に入る前に
マッジクでいっぱい線を引かれた体を
鏡で見て、なんとも言えない気持ちに
なりました。

「あ〜、こんなことになっちゃて。」

また、期間中は、マッジクで汚れても
いい下着を選んで着ます。

そして、「なるべく消さないように。」って
注意して着替えていました。

そんなことも含めて放射線治療中は、
色んなストレスが溜まります。

手術を終えて、まだ、気持ちが落ち着いて
いないところに、また、この治療です。

しかも、平日は、毎日欠かさず通院する必要が
あります。(通院が困難な場合は入院する場合も
あります。)実際の照射時間は、1〜2分と
短時間ですが、連続で照射する必要が
あります。

お医者さまと相談して、自宅からなるべく近い
医療機関を選んでくださいね。

治療中は、体調に変化が現れることもあります。

だるさや、日焼けのように皮膚がヒリヒリ
して、皮がむけることもあります。

とにかく、治療中は、「疲れとストレスを溜めないこと。」
を一番に大切にしてください。

この時期は特に、「免疫力を落とさない」ことが
大切です。

なるべく人混みを避けて、風邪などの感染症にも
注意してください。

疲れを感じたときは、昼間でも横になって休んで
ください。

「みんな、働いてるのに。」
「私だけ昼寝なんて。」
なんて、罪悪感は感じなくていいんです。
あなたを大事にしてあげられるのは、あなた
だけです。

今まで、色んなことを我慢して、ずっとずっと頑張って
きたのではないですか。つらくても、しんどくても、
逃げずに・・・。

周りから認めてもらえるように、バカにされないように、
家族のために、子どものために、自分の気持ちは
見ないフリをして。

でも、もう、それを見直す時期なのかもしれません。

体が、悲鳴をあげているのかもしれません。

「もう、苦しいよ。」
「限界だよ。」
「私の気持ちに、いつになったら気付いてくれるの。」
「ほんとは、嫌なんだよ。」
「もう、しんどいんだよ。」
「ほんとは、別でやりたいことがあるんだよ。」
「お願いだから、もう、私の声を聞いて。」・・・。

今のあなたに必要なことは、体調を整えておくこと
です。

自宅に戻っても、以前のように手を動かせないかも
しれません。まだ、入院の疲れも残っているでしょう。

家事も家族の力を借りて、手を抜きましょう。
お惣菜を買ってきたって、OKです!

家族は、あなたがまた笑顔で過ごしてくれる
ようになることが、一番うれしいのです。

治療中は、放射線の影響とか、不安なことも
でてきますよね。

そんなときは、不安なまま胸に溜めずに、担当の
先生に聞いてみてください。

分からないままにしておくことが、不安を余計に大きく
させてしまいます。そして、溜めると不安はどんどん
大きくなります。

私も、当時、先生に色々聞きました。

そして、照射した側は、おっぱいがでないことや、
汗も油も出ないことなどを聞いて、それを受け入れる
まで、落ち込みもしました。

(でも、落ち込むことは、決して悪いことでは
ありません。受け入れるために、必要なことです。)

なんか、「もう、取返しのつかないことに
なってしまうんだな、わたしのおっぱい。」って
考えたりもしました。

でも、だいじょうぶ!!

冬はカサカサしますが、クリームを塗れば
大丈夫です。

もし、これから妊娠して、子どもを授かることが
あっても、もう片方のおっぱいがある。
もし万が一、そっちもだめでも、ミルクがある。

確かに、女性としての機能を失うことは悲しいこと
かもしれません。ショックです。

でも、それで、あなたのすべてが失われて
しまうわけでは、ありません。

今はまだ、余裕がなくても、治療が少し落ち着いて、
振り返ることができたとき、きっと、乳がんになった
からこそ、見えてきたもの、感じたことがたくさん出て
来ると思います。

周りへの感謝、これまでの自分の生き方・・・。

放射線治療が終わっても、ホルモン療法など
治療がまだ続くこともあります。

だから、この期間は、「神様が与えてくれた
チャンス」だと思って、今までにない、ゆっくり
した時間を過ごしてみませんか。

治療が落ち着いたら、どんなことをしよう。
どこに行こう。
家族にどんな料理を作ってあげよう。

そして、
「いつか行きたい。」、「いつか、やりたい。」と
思っていたことを少しの勇気を出して、やっちゃい
ませんか。

あなたも、きっとだいじょうぶ。
一緒に歩いて行きましょう。

Posted 足立信子 : 19:17 | 乳がんの放射線治療での不安やストレスと上手に付き合う方法 |

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