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ココロを軽くする話

話を聴くプロ☆心理カウンセラーのブログです。

2017年3月12日

わたし達は色んな感情を感じるために生まれてきたのかも。

私の住む高島市は、今日は
陽が差していてとてもいいお天気です。

車を運転していると、梅がほころび
始めているのを目にすることがあり
春はもうすぐだな、と感じて嬉しく
なります。

私達は一日のうちでも、朝、起きたときの
気分にはじまり、昼間、夜と、その日その日で
色んな気分になりますよね。

嬉しい
楽しい
わくわくする
楽しみだ

充実感
達成感
一体感

という、どちらかというと
よい気分のときももあれば、

つらい
苦しい
しんどい
めんどくさい
だるい
寂しい
悲しい
哀しい

無力感
自己否定感

といった、出来たら味わいたく
ない気分もありますよね。

人はその「味わいたくない気分」を
まともに正面から受け止め続けて
しまうとしんどいし、回復にも
時間がかかることがあるので、

あまり感じないようするために
感情を抑えて自分を守る場合が
あります。

何か嫌なことが起こっても
感情を動かさないようにしていれば
以前ほど傷つかなくて済みます。

以前ほど傷つかないから、回復も
早いかもしれません。

しんどいことがあったときだけ
あまり感じないようにして、嬉しいことが
あったときは感じるようにして・・・

って使い分けられたらこんないいことは
ないんですけど、残念ながら、人間は
そこまで器用ではないようです。

だから、感情を動かさないようにしていると
嬉しいとか楽しいという感情も感じにくく
なってしまうようです。

心が動かなくなってしまうのです。

そうして過ごしていると、帰宅した途端に
突然涙がこぼれたり、気が付けばうつ状態に
なってしまたっりという場合があります。

私が全速力で後ろ向きだった頃、まさに
感情を動かさないようにして過ごしていました。

「期待するから思った結果がでないとき
落ち込むんだ。」

「それなら最初から期待しなければいいんだ。」

「「またいいことあるよ。」とか言うけど、いいこと
あったって、どうせまた嫌なことあるやん。
そんなんやったら、いいことあっても一緒やん。
喜んでもそんときだけやん。」

とか、全速力で後ろ向きでスネモードで
さめた感じで過ごしていました。

それが少し変わったきっかけは、ふとした
ことからでした。

「100%いいことばっかりじゃなくても、なるべく
機嫌よく楽しく過ごしていたら、振り返った
ときに、嫌なこともあったけど楽しいことの
方が多かったかなと思えたら、それでいいんじゃ
ないかな。」と思ったのです。

それと最近読んだ本に書いてあった
「わたし達は色んな感情を感じるために
生まれてきたのかも。」という言葉。

嫌な気分の最中はなかなかそんな風に
思いにくいですが、すこ〜しだけ冷静に
なって

「あ〜、めっちゃ嫌やけど今はこの感情を
感じるときなんやな。でも嫌や〜。」って
思ってみてください。

嫌ですよね。早くそんな気分から抜け出したい
ですよね。

だからこそ是非ためしてみてください。

その感情を感じ切ってみてください。

めっちゃ腹立つぅ〜!
めっちゃムカつくぅ〜!
めっちゃ寂しい〜。
めっちゃ悲しい〜。

口に出して呟いてみてください。
そうすると、少しずつ気分に変化が
出てきます。

スーっと薄れてきます。
そうなるまでには個人差がありますが。

私達は色んな感情を感じるために生まれて来た。
今回の人生でどれだけの種類の感情を
感じられるか。

感情にからめとられたときは
「あ〜、今はこの感情を感じるときなんかぁ。」
って、悶絶しながら(笑)感じてみてください。

ちょっと笑えてきたらその感情を感じ切れた
証拠かもしれません。

Posted 足立信子 : 13:45 | 私達は色んな感情を感じるために生まれてきたのかも |

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