コントロールできないことは 諦めよう

悩みやイライラって

自分でコントロールできないことを

なんとか自分の思うようにしたい

と思うところから生まれます

 

アドラーは

「悩みの9割は人間関係」

と言っています

 

同僚があまり仕事をしない

挨拶しても無視される

あの人が優しくしてくれない

あの人が思うように動いてくれない

 

相手は夫婦、親子、家族、同僚、

電車に乗り合わせた人、道ですれ違った自転車などなど

 

なんとかしたいですよね

 

ここで少し面白い実験をしてみます

さきほどの言葉に少し言葉を付け加えてみます

 

同僚があまり仕事をしない(私が思うほどには)
挨拶しても無視される(私は挨拶するべきだと思う)
あの人が優しくしてくれない

(優しくするべきだ。私はいつも心がけてるのに)
あの人が(私が)思うように動いてくれない

 

いかがですか

 

人ってついつい目の前の人に期待しちゃうし

自分の「こういうときは こうするよね」を

無意識に相手に求めるんです

 

で それが満たされなくて

イライラしたり なんとかしようとして

悩んだり

 

もっと言うと

相手を自分の思うとおりにコントロールしたい

そうあって欲しいという願望があるんです

 

でも これ 逆に相手から期待されるとどうですか

嫌じゃないですか

 

「私の思うとおりに動いて」って

要求されることですもんね

 

しんどいですよね

 

こっちにはこっちの考えや思いがありますよね

 

説明が長くなりましたが

「コントロールできないこと=

相手を自分の思うように動かそうと思うこと を諦めよう」

ということです

 

いくら考えても

あの人はあなたの思うようにはなりません

 

あの人はあなたが思うほど仕事はしません

あの人は挨拶しても無視します
あの人はあなたが思うようには優しくしてくれません

 

いい意味で諦めた方がラクになります

 

まあそうは言っても

口で言うほど簡単じゃないことは

私が身に沁みて感じているので(笑)

自戒を込めてです

 

自分でさえコントロールできないのに

人を完璧にコントロールするなんて

ムリですよね

 

まだ自分でコントロールできることに

集中した方が

よっぽどコスパがいいです

 

というわけで今日はそんなお話でした

それでは また

 

2023年11月01日