雨の月曜日ですね
ここ最近「パートナーとうまくいかない」という
ご相談が立て続けにあったので
今日は「パートナーとうまくいかなくてどうしようもないとき」
についてお話します
「色々やってみたけど どうにもだめだ」
「話をしようにも 取り付く島もない」
という方に 特に読んでみていただきたいお話です
一番最初に いちばん大切なことを言います
「パートナーは他人です」
「そんな冷たい言い方」と思うかもしれませんが
血縁のある家族でさえ一緒に住んでいると
小さないざこざがあるものです
それなのに他人であるパートナーと
ひとつ屋根の下暮らしているのは
実はあなたが思うよりずっと エネルギーを使っています
ペースやタイミングを合わせたり 折り合いをつけたりしていることが
あなたにもあると思います
たとえば
起きる時間 寝る時間 食事の時間
お風呂に入るタイミング
トイレに入るタイミングだって
相手が使ってるかどうか 気にかける必要があります
ふだん 何もなければ気にしないことも
振り返ってみると 他人と暮らすのは
思っている以上に「合わせている」ことが多いもの
何が言いたいかと言うと
自分をほめてあげましょう
365日 折り合いをつけながら
他人と暮らしているのはよくよく考えてみると
すごいことだと思いませんか
まずは よくがんばっている自分を
ねぎらってあげましょう
ご家庭によっては パートナー以外にも
子どもや親 ペットなど他の家族がいる方も
おられます
パートナーとうまくいかない原因は
家族が多いほど色んなパターンがあります
ここで全部を網羅できる解決策を
書くことはできません
なので
「色々やってみてもどうにもだめだ」
「話をしようにも 取り付く島もない」という方にむけて書きます
ここまでくると
相手が家にいるだけで おだやかな気持ちでいられません
そういうときはどうするかというと ずばり
「しばらく相手のことはほっといて 自分は機嫌よく過ごす」
具体的にどうするかと言うと
①ふだん 自分が家事をすることが多い側なら今までどおり
淡々とパートナーの分もする(食事の用意、洗濯、掃除など)
②相手の機嫌が悪いとき 自分に原因がないのがあきらかなら
顔色をうかがったり 機嫌をとりにいかない
取り付く島もないほど話ができなくなった原因は
直近の会話が お互いにとって 気分が乱されることが多かったからです
だから 話しかけられると
「また文句をいわれるのか」
「また ダメ出しされるのか」
「また 責められるのか」
と身構えてしまいます
ただの連絡事項や相談でも
「またなんか裏があるのか」と疑って
ふつうの会話もできません
まずはお互いの緊張状態を緩和するために
しばらく 自分は自分で機嫌よく淡々と過ごしましょう
相手に接するときも なるべくフラットに接しましょう
これを続けていると相手は「おや?」と思います
あなたが話しかけてきても
必ずしも攻撃してくるわけではないんだなと安心します
どんな問題もまずは
「普通に会話ができる」雰囲気になることがスタートです
普通に会話ができるようになったら
次に 相手の気持ちを聞いていきましょう
自分にも言いたいことがたくさんあると思います
でも できたら 相手の気持ちを聞くことからはじめた方が
スムーズに進みます
そのうえで あなたの気持ちや要望を伝えた方が
相手も聞き入れやすくなります
自分のコップがいっぱいだと
相手の気持ちを聞く余裕がありません
変なたとえですが
トイレに行きたくてがまんしているとき(気持ちがいっぱいいっぱいのとき)
ひとの話をゆっくりきけませんよね
とりあえず先にトイレに行かせてくれ(気持ちをきいてくれ)
行かせてくれたら 落ち着くから
そんな感じです
とりあえず 肩の力をぬいてお試しを
家の中の雰囲気 変わりますよ