好きを競わなくていい

自分の好きなもの 好きなことって

その「好きさ度合」を人と競う必要もないし

どれだけ好きかを証明して分かってもらう

必要もないんです

 

どういうことかと言うと

たとえば私は散歩が好きなんですが

人に聞かれてそう答えると

 

「どれぐらいの時間散歩されるんですか」と

聞かれることがあります

 

「5分ぐらいです」と答えると

相手の方と微妙な間が生まれます

 

好きというぐらいだから

たぶん もっと長い時間を想像されていたんだと

思います

 

時間に余裕があるときや普段あまり行かない場所なら

気分によって もう少し長い時間のときもあります

 

でも ふらっといくときはそれで十分です

途中で立ち止まって 軽く伸びをするだけで

体の動きがよくなって 軽く感じます

 

よくいく大きめの公園は

朝はあまり人がいなくて

気持ちのいい風を全身に受けていると

 

体にまとわりついたモヤモヤした気分を

吹き飛ばしてくれて

心も軽くなってすっきりします

 

「さあ 今日もやりますか」

という気分になります

 

今は売りましたが バイクに乗っていたころは

全身に風を受けるのがたまらなく気持ちよくて

細胞が喜んでる感じでした

 

で 話を戻しますと

自分がやってることや好きなことを話すと

 

無意識に張り合ってきたり

アドバイスをしてくる人がいます

 

やってみようと思ったら取り入れてみてもいいんですが

 

「自分なんて まだまだダメだな」とか

「こんな程度で 好きとかやってますって言わない方が

いのかな」と思うかもしれません

 

でも そんなの関係ないですよ

まったく 関係ない

 

あなたが何をどれぐらい好きなのか

どの程度するのが好きなのかは

あなたが100%決めていいんです

決めましょう

 

誰かに認めてもらったり許してもらう必要は

ありません

 

「その程度なん」と言ってくるひとには

心の中で「うっせえ ばか ほっとけ」と

つぶやきましょう(笑)

 

とある人のX(旧ツイッター)を見ていたら

お悩み相談を受けていて

餃子好きのひとからの悩み相談でした

 

「へえ餃子好きなんや どんなこだわりがあるんだろう」と

思いながら読んでみると

 

「ただ 餃子を焼くのが好き!」

とのこと

 

え!と思いました

焼くだけ!!

 

本人は お店をやるのは色々大変だしどうしようと

悩んでいるようでしたが

 

「別にお店をやらなくても 焼くことだけを

楽しんだらいいじゃん」とアドバイスをもらい

 

その姿をYouTubeにあげたら

ちょっとした話題になったそうです

 

好きを活かさなくちゃと思うと

苦しくなります

 

私もそんなときがあります

 

でも 好きは人に説明して納得してもらう必要なんて

ないし

 

活かさないといけないわけでもない

 

そんなことしてて 好きじゃなくなったら

その方が残念です

 

あなたの好きなことは なんですか

 

な~んの役にも立たないし

かっこよくもないし

人に自慢できないし

お金が出ていくばっかり

 

でも なんか昔からずっと気になっていること

テレビやネットを見てると 目につく言葉

 

そんなところにヒントが隠れているかもしれませんよ

 

2023年11月10日