裏を返せば...

 

 

 

【令和6年版 厚生労働白書】「第1章こころの健康を取り巻く環境とその現状」「こころの健康状態に対する意識調査」によると主な不安感の原因は

・体力の衰え39.6%

・経済的な問題32.2%

・仕事上の人間関係23.4%

の順に多く「経済的な問題」はいずれの世代でも主な不安感の原因のひとつであり、「体力の衰え」は高齢期・老年期、「仕事の人間関係」は青年期に多く見られるとされています。グラフを見ると20代の約10%が「体力の衰え」を感じているとの数字があり、以外に感じました。

 

どう思いましたか

この数字を見てどう思いましたか。「うんうん確かに」と思い当たる人もいれば、「私は人間関係がいちばんかな」と思う人もいるかもしれません。このブログを読んでくださっている方は「どれもOK」というひとはおそらくいないと思います。

 

実は

実はこの中で、自分の意識を少し変えるだけで状況がよくなることがあります。さて、それはどれでしょう。

 

正解は全部です。たとえば、体力の衰えが気になるなら、ひと駅あるいてみる。階段を使う。経済的な不安があるなら、今できることとして支出を見直してみる。仕事のストレスを発散するために使っているお金が多いなら、少し考えてみてもいいかもしれません。仕事上の人間関係については、誰のどういう言動がストレスになっているのか。それに対して、今どんな対応をしているか。他にどんな方法や受け止め方があるか考えてみる、うまくやり過ごしている知人などに相談してみる。

 

裏を返せば

裏を返せば、これらの悩みのパーセンテージが少しでもさがれば不安感は軽減されるということ。大事なのは一気にすっきり解決しようとしなくていいということ。劇的に状況が思うとおりに改善されることは、ほとんどありません。完璧を目指して突っ走って、思うような結果が出ず「疲れた、もう嫌だ」とやめてしまうぐらいなら、自分に無理のない進度で1ミリでもやれば、もうそれでOK。

 

今日は階段を使った。すごい私!次の日はエスカレーターを使った。疲れてたししょうがないよね、いいよいいよ。で、次の日は階段を使えばそれでよし。あ、自分が「追い込んだ方がうまくいくタイプ」ならどんどんプレッシャーかけて追い込んでください。

 

まとめ

今、自分のなかで比重が重い悩みはなんですか?少しずつ見直していけば、行動が変わり感情が変わり気分も変わりますよ。

 

 

2025年01月23日