ちょうどいい塩梅

今日は 自分なりの「ちょうどいい」を知ってると

機嫌よくすごせますよ

というお話です

 

ここ数年 あまりテレビを見ることがなくなったんですけど

たまにつけると

とても刺激的に感じます

 

事件

事故

災害

流行のファッション

グルメ

遊び

コマーシャル

 

心を揺さぶられます

 

プロの人がお金も時間もかけて

「人の心を揺さぶるよう」番組も

コマーシャルも作ってるので

当然なんですけど

 

「メディア」だけでなく

人は 毎日 色んなものから

刺激を受けています

 

今なら 朝と昼間の寒暖差も刺激です

 

電車通勤の方は 車内で知らない他人と

過ごすのも色んな刺激を受けています

 

香水の香り

整髪料の香り

柔軟剤の香り

息遣い

乗り降りするときの軽い接触

 

職場についたら

誰かがかわす挨拶の声

電話の音

パソコン画面のライト

 

前にアドラーで有名な

岸見一郎さんの書かれた本を読んで

驚いたんですけど

 

ご自身が心臓を悪くされて入院していたときに

主治医から「刺激はダメ」とのお話があり

なんと ベッドで新聞を読むことも

制限されたそうです

 

「そんなことで!」と

とてもびっくりして印象に残っています

 

そんなことも刺激になるんですね

 

あなたの周りに どちらかと言えば

「刺激に敏感」な人いませんか

 

あなた自身はどうですか

 

もし「どちらかというと敏感だ」と思う方に

おススメの方法をご紹介します

 

あなたはどういう時に特に疲れやすいですか

 

音なのか

光なのか

においなのか

沢山の人と過ごすときなのか

沢山の人でも

知り合いが多ければわりと大丈夫なのか

知り合いが多くてもダメなのか

 

もし「ああ あれかな」と思うものがあれば

できる範囲で 接触をへらしてみてください

 

音がダメなら そこに近づかない

イヤホンで自分の好きな音楽を聞く

周りの音が聞こえる程度のイヤホンをつける

においがダメなら マスクをする

沢山の人と過ごす場にいかない

 

どうしてもその刺激を避けられないなら 

終わった後に回復するための時間を

あらかじめ 設定しておく

 

「敏感さ」って ほんとに人それぞれなんですよね

私もどちらかと言うと色んなことに反応する方なので

いわゆる「鈍感」な方が うらやましくなるときがあります

 

でも これって 基本どうしようもないんだろうな

と思います

 

環境が変われば 少しは「鈍感寄り」になるかも

しれませんが

 

脳の器質や育ってきた環境によって

培われた部分もあります

 

なので 「変える努力」より

先ほど書いたような「付き合い方」を試していく方が

効果は出やすいです

 

この「ちょうどいい塩梅」

できる人は 本人も意識せず自然にできている人も

います

 

でも 今まで 周りの人の顔色を伺って

怒らせないように その場の雰囲気を悪くさせないように

その場で浮かないようにって

一生懸命考えながら過ごしてきたひとは

少しずつ できる範囲で できるときでいいので

やってみませんか

 

まずは自分の「なんか 疲れるな」に

気付いてあげること

 

イライラもサインのひとつです

 

自分にこそ敏感になってあげましょう!

ほんと これです!

 

「寂しがりやだけど一人になりたい」わたしも

家族や知人との過ごし方を日々模索中です

 

そんな自分によしよししながら

今日も機嫌がよくなる方法を

試してみようと思います

 

自分だけの「ちょうどいい塩梅」

あなたにもきっと見つかりますよ

また ヒントになるお話書いていきますね

 

あなたにとっても

私にとっても

穏やかな一日になりますように

 

2023年12月05日