機能不全家族の中で育ったひとに見られる特徴
カウンセリングの経験上、自信がない、自己肯定感が低い方の中には、機能不全家族の中で育った方が多くいます。
幼少期に、「それでいいんだよ」「失敗してもいいんだよ」「あなたのことを見捨てないよ」と感じられなかった場合、
自分に対する認識が「このままの自分ではだめなんだ」「気に入られなければ見捨てられるかもしれない」と歪んでしまい、
大人になっても、人間関係やパートナーとの関係に影響を与えます。
いちばん恐れていることは、否定されること。見捨てられるかもしれないと不安になること。少しでもそう感じると、冷静な判断が難しくなります。
冷静に考えれば、否定されても、相手と離れることになっても、大人なら自分で対処できるし、人の力を借りることもできる。
だけど、幼少期の強烈な「不安感」や「恐怖」が心を覆っているから、目の前の「今の現実」をありのままに見ることができない。
自分は何も悪くないのに、たまたま不利な条件の元に生まれてきて、心にフィルターがかかっているようなもの。
その状態で社会に出て、「健全な家庭」で育った人達と過ごし、「違い」に気付く。
残念だけど、スタート地点から「違う」んです。
メディアでは、「家庭はあたたかいもの」「家族はいいもの」と理想の家族像を目にしますが(その方がウケがいいので)、「そういうラッキーな家庭もあるけど、そうじゃない家庭もある。」ということも、もう少し知られてもいいと思います。
そうすれば「そうじゃない側」のひとが、余計な孤独感や疎外感を感じることが減ると思うのです。
私もですが「そうじゃない側」として、拗ねたり、怒ったり、やけになる時期があってもいい。むしろ、中途半端に抑えず、やりきる方がいい。
「あ~残念やったな」「もっと、ちゃんとした家に生まれたかったな」「くっそーむかつくな」と悪態をついてもいい。
やりきると、清々しい諦めがきます。
あなたは何も悪くない。環境がわるかったから、ちょっと、自分や周りの人間に対する認識が歪んでしまっただけ。自分を守るために、フィルターつきのメガネをかけているだけ。
メガネを外したら、周りがどんな風に見えるか。傷つくのはこわいけど、少しずつやってみてくださいね。
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