「責める」という選択肢を捨てる

先日、「否定しない習慣」林健太郎著/フォレスト出版

という本をを読んでいて

 

なるほどなぁと思う考え方があったので

今日はそれをシェアします。

 

この本は

 

「人間関係を もっとも効果的、かつ劇的によい関係にする方法を紹介する」

という趣旨の本です。

 

その中でわたしが なるほどなぁ いいかも と思ったのは

 

『行動の選択肢から「相手を責める」をキッパリ捨てる』

というところ。

 

本のなかではケースとして

上司が期待する水準を、部下が満たさなかった例をあげて

説明しています。

 

上司はついつい責めるような言葉を選んでしまいがちですが

著者は『行動の選択肢から「相手を責める」を捨てる』ことを

提案しています。

 

責めたところでよい結果にはつながらない

相手は委縮してしまい建設的な話になりづらく

関係が悪化する可能性もある

 

相手への期待はこちらが勝手にしているだけ

その人なりに精一杯したんだということを

心にとめておくと

感情に任せて責めてしまうことが減らせる、と。

 

私がこのフレーズで 特にいいなと思ったのは

「選択肢を捨てる」

という部分です。

 

人間って 思うように行かないと

ついつい相手や自分を責めてしまいます。

 

あの人があんなことするからだ

あの人のせいだ

自分が悪いんだ

 

でも 責めたところで 必ずしも問題が解決するとは

限りません。

 

むしろ 相手との関係が悪化したり

自分を責めて委縮して、意欲を失ったりします。

 

ここで ピンときました。

 

少し言葉を変えて

『行動の選択肢から「自分を責める」を捨てる』

 

こうすれば「自分を責めやすい」癖のある人にも応用できるんじゃないかなと。

 

「自分責め」って やりはじめると どんどん深みにはまって

行動を起こすエネルギーも出なくなります。

 

思い通りにいかなかったのは あなただけに原因があるわけではなく

いろんな要素がからんでいます。

 

だから『行動の選択肢から「相手や自分を責める」を捨てる』

 

キッパリ捨てる

 

責めるかわりに

「じゃあ どうしたらいいだろう」

と考えた方がよほど建設的だと

本にも書いてあります。

 

ほんと その通りだなと思いました。

 

相手も自分もそれなりに考えて

その言動をした

 

結果うまくいかなっかたとしても

責めるという選択肢をキッパリ捨てて

 

「じゃあ、今度からどうすればいいかな」

「この状況を改善するにはどうしたらいいかな」

って考えたほうが

 

ダメージを引きずらなくて済みます。

 

『行動の選択肢から「相手や自分を責める」を捨てる』

 

ちょっと意識してみては いかがでしょう。

 

びっくりするぐらい 気持ちが楽になりますよ

 

2023年10月17日