しなやかに

読売新聞の生活面に

歌手の加藤登紀子さん(80歳)と

作家の久田恵さん(76歳)の

対談が掲載されていました

 

その中で加藤さんは

「人生を4幕」と捉えて

0歳から 第1幕

25歳から 第2幕

50歳から 第3幕

75歳から 第4幕

と考えているとのこと

 

子育ての節目とも

重なった時期だそうですが

 

50歳が射程距離に入った私も身につまされ 

同時に少し元気をもらえた

内容でした

 

50歳といえば

女性にとっては大きな変化

「閉経」

が気になる年齢

 

個人差はありますが

大体この頃を前後に体調の変化を

感じるお年頃

 

私も ひどくはないですが

コントロールできない体調や気持ちの波に

身をまかせざるを得ないときが

あります

 

乳がんの治療の際に 薬の副作用で

生理がとまり 更年期と同じ状態を

経験しています

 

ホットフラッシュ

めまい

手指のこわばり

爪がうすくなる

手肌の乾燥など

 

更年期症状の「予習」ができているので

今はまだ その症状がなく

本格的な更年期ではないかもしれませんが

 

早く閉経してくれないかなと

待ち遠しい気持ちもあります

 

毎月生理がいつくるのか 気にかけたり

ナプキンの在庫を確認したり

外出時に漏れないか

寝ているときに布団をよごさないか

落ち着かなかったり

 

蒸れたりこすれたりして

肌が不快になったり...

 

そんなことから解放される日が

楽しみでもあります

 

ただ 女性ホルモンが減少することによって

起こる 病気や不調もあるので

それはそれで お付き合いは必要ですが

 

女性は 広い意味で 毎日ホルモンの影響を受け

最後まで お付き合いしていきます

 

しんどいことも多いですが

体は日々「お勤め」をはたすべく

頑張ってくれているわけで

やっぱり 感謝です

 

春のこの時期は 何かと変化が多くて

勤めていたころにくらべて 私自身の変化は

少ないですが それでもそれなりに別れがあり

なんだか 少し気持ちが落ち着かなくなります

 

そんな時期ですね

 

でも 第3幕の幕開けを控えて

全体としては

不思議と今は落ち着いた気持ちです

 

20代の頃は 何かに追われて

焦って 浮足立っていて

あれはあれで 毎日 一生懸命

過ごしていたんだけど

 

エネルギーやホルモンの影響など

動物的な若さゆえの衝動だったなと思います

 

今はその衝動を通り抜け

楽になりました

 

これからは 自分の内面に目を向けて

「自分の世界」をより充実させていきたい

 

友達や知り合い 親子 配偶者 元同僚などとの

人間関係は その時々によって

関係性や距離感が変わっていくから 

 

しなやかに受け入れ 対応しつつ

 

自分の大切にしたいものを大切にして
より 心地よく より 機嫌よく過ごせるよう

「自分の世界」を育てていきたい

 

いつか この世界を卒業するときは

嬉しかったことも 嬉しくなかったことも

経験させてくれた人や自然に感謝できるよう

過ごしていきたい

過ごしていこう

 

朝から そんなことを考えた日でした

 

あなたは 今 何幕目ですか

 

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2024年03月25日