人を変えるより〇〇を変える方がコスパがいい(その2)「接し方編」

【人を変えるより〇〇を変える方がコスパがいい(その1)】

からの続きです

 

少しおさらいをしますと

・「人の悩みの9割は人間関係」

・相手を変えようとするより「接し方や仕組み」を
変える方がコスパがいい

・そもそも「人間関係の悩み」は つきつめると

相手が「あなたの思うように行動してくれない」ことから

はじまる

・立場を入れ替えると 自分も素直に従おうとは思えず

 むしろ「変わってやるもんか」と反発したくなることも

・もめごとや悩みのほとんどは これ⇧

 

ここまでが 昨日の内容です

 

今日は この続きで

「接し方や仕組み」を変えるの

「接し方」について お話していきますね

 

たとえば 仕事をしない同僚について

 

こっちが忙しくしているのに のんびり仕事してるのが

目に入るとイライラすることありますよね

 

実はこれについて 面白い話があります

 

「働きアリの法則」って聞いたことありますか

 

北海道大学の研究で証明されているんですが

別名「2:6:2の法則」とよばれています

 

実験は「アリ」で行われましたが

人間社会にも応用できる法則として知られています

 

どういうことか ものすごく簡単にいうと

集団内では

「よく働くひと」2割

「普通に働くひと」6割

「働かないひと」2割

に自然と分かれる という法則

 

これのおもしろいところは

「じゃあ 働きものだけを残そう」としても

時間が経てば 不思議と「2:6:2:」の比率に

戻るそうです

 

なぜ こうなるかというと 集団を守るため

 

「よく働くひと」が疲れて動けなくなったときのために

「普通に働くひと」や「働かないひと」は

普段は体力を温存しているということ

 

集団では 不思議とこの法則が成り立っているそうです

 

ということで説明が長くなりましたが

あなたの目の前のあのひとは

「今は」「働かないアリ モード」なのかもしれません

何かのタイミングがくれば「働くアリ」に変化するのかもしれません

 

にしても 毎日 顔を合わせると

おだやかな気分でいられなくこともありますよね

 

今から 今日一番大事なことを言います

「あなたは どのアリでいたいですか」

「それは あなたが自由に選べますよ」

 

少し話を戻すと

相手をムリやり「働くアリ」にすることはできません

 

ただ 

「同じ給料なのに あまりにも業務が偏っている!」

と イライラがつのって 仕事が手につかないなら

自分を守るために 上司に掛け合ってみることは

できます

 

そして やれることをやったなら

「ああ このひとは働かないアリなんだな」と

できる範囲で割り切って接すること

期待しないこと

 

ずっとイライラしてると

こちらにストレスがたまります

 

それでも もうどうにもならなくてつらいなら 

思い切って働く環境を変える

勇気も必要かもしれません

 

生活に関わる大きなお話なので

今すぐ どうこうするのは むずかしいかもしれませんが

 

自分を守るために

何かのきっかけや参考にしていただけたら

嬉しく思います

 

人間とアリって

他にも似ているところがあるのかな

おもしろいですね

 

次回は「仕組み」について

お話しますね

 

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2024年04月26日