楽しく生きているおじさんと話して考えたこと

 

 

 

 

知り合いに楽しく生きているおじさんがいます。年齢は60過ぎ。

 

「今までやらかしたことや失敗はあるんだろうけど、覚えていない。」そこから何かを学んで次に活かそうとも思っていない。

 

生い立ちは「なかなか」なのに、恨みにまみれていない。

 

立ち上げた事業はうまくいき、後進を育てたり人と人を繋げて「化学反応が起きたらおもしろいから」とさらっという。ユーモアがあり恩着せがましいことは一切言わない。

 

おじさんは違いますが、いわゆる「まじめな性格」の人は、持って生まれた気質に加え育った環境の影響も大きい。

 

たとえばいつも不機嫌で、いつスイッチが入るか分からない養育者のもとで育つと、機嫌を損ねないよう「傾向と対策」を立てる。怒らせたら「あれが悪かったのかな。」と、ミスを減らすために次に活かす。コントロールできない相手の機嫌に振り回され、顔色をうかがうようになる。

 

そんな環境で育ったら、人間関係に苦手意識をもって当然。はい、私です。

 

とあるお坊さんの本によると「人間は基本受け身」。生まれることも性別も家庭環境も国も、一切自分で選べない。さらに周りからの関わり方や評価で「じぶん」が出来上がる。自分探しをしても、そんなものはない、と。

 

そう思うと人は「生まれさせられた人生」に否応なく従って、がんばっているんだな、と。

 

なんて「いじらしい」んだろう。

 

生きてるだけで、よくがんばってますよ私たち。

 

うまくいかないことも嫌なこともなくならないけど、疲れたら自分をねぎらい、休んで、たまには美味しいものを食べて、楽しいことをして、会いたいひとに会い、それなりに泳いでいければ上等だ。

 

嫌なことや人からは全速力で逃げ、楽しいことだけして生きて行けたらいいのになぁ。

 


 

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2025年04月14日