親に愛する能力がなかっただけ
ふだんのカウンセリングで「じぶんのことが好きになれない」、「人の顔色をうかがってしまう」、「判断の基準は相手の機嫌」という声をお聞きします。
あなたは何も悪くない。
私たちは育った環境の影響を受けて「じぶんとはこんな人間だ」という「自己認識」をつくりあげていきます。養育者が親の場合、親からの態度や評価などの働きかけにおおきな影響を受けて育ちます。
子どもからすると親は絶対的な存在です。親からの評価や承認をそのまま受け取ります。
「何をやってもだめだね」と言われつづければ「わたしは何をやってもだめなんだ」と信じ込んでしまう。逆に「絵が上手だね」とほめてもらったら「私の描く絵は上手なんだ」と嬉しくなり自信がつく。
ただ、子どもにとって絶対的な存在である親が課題を抱えている場合があります。
親自身が育ってきた幼少期の環境、脳の特性(発達障害)、生活の余裕のなさ(時間、経済的)、支援のあるなしなどによって、「適切ではない育児」になってしまう場合がある。
結果、子どもが「私は愛されていない」と感じてしまう。
ここで重要なことは、親には親の事情があるにせよ、自分でどうすることもできない子どもにとっては正直「そんなん知らんがな」です。
「親ガチャ」という言葉がありますが、わたしは一理あると思います。
子ども本人が持って生まれた気質があるので100%とは言えませんが、どの親のどんな家に生まれるかによって、価値観や人格形成には大きな影響があります。
大人になってから、気付いて少しずつ変えていくことはできますが、そうではないひとに比べるとスタート時点から差がある。
こんなこと言うと身も蓋もありませんが、人生は理不尽で不平等です。
そんな今の境遇をいったん認めて、自分なりにどう生きていくのか。自分なりの正解や答えを手探りでだしていくのが人生です。
親へのわだかまりの感情をゼロにはできなくても、抱えやすいかたちにして、抱えたまま過ごしていくこともできます。
梅雨入りしましたね。
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