人を変えるより〇〇を変える方がコスパがいい(その3)「仕組み編」

【人を変えるより〇〇を変える方がコスパがいい(その1)】

人を変えるより〇〇を変える方がコスパがいい(その2)「接し方編」

からの続きです

 

少しおさらいをしますと

・「人の悩みの9割は人間関係」

・相手を変えようとするより「接し方や仕組み」を
変える方がコスパがいい

・そもそも「人間関係の悩み」は つきつめると

相手が「あなたの思うように行動してくれない」ことから

はじまる

・立場を入れ替えると 自分も素直に従おうとは思えず

 むしろ「変わってやるもんか」と反発したくなることも

・もめごとや悩みのほとんどは これ⇧

 

ここまでが 前回までの内容です

 

今日は 

「接し方や仕組み」を変えるの

「仕組み」について お話していきますね

 

たとえば 

「何度言っても 家族が部屋を散らかす」

 

こんなとき あなたは

「使ったものは あったところに戻しておいて欲しい」

「飲み終わったコップは 台所に持って行って洗ってほしい」

と思うことも

 

ここで大事なことは

「なぜ 〇〇してくれないんだろう」と思ったら

次に 

「どうしたら してくれるだろう」

「どうしたら やりやすくなるだろう」

と 視点を変えてみること

 

「使ったものは あったところに戻しておいてほしい」とき

その「あった場所」は 戻しやすくなっていますか

 

まず家族が「これは ここに戻す」と

認識できていない場合があります

 

認識できていても 分かりにくかったり 

周りに別のものがあって戻しにくかったりすると

「なんかちょっとメンドクサイ」が発動します

 

とある工場で 従業員の方が共有して使う工具が

きれいに片付かず困ったことがあったそうです

 

そこで 「仕組み」を見直しました

何をしたかというと

収納する場所にひと工夫したんです

 

具体的には

・それぞれの工具をしまう場所をまず決める

・実際にそこに置く

・置いたまま 工具の輪郭をなぞって線を書く

(殺人事件の死体があった場所をマークするイメージ)

 

すると

不思議なことに 工具を使ったひとは

もとあった場所に きっちり戻して すっきり片付くようになり

作業の効率もあがって いいことづくめだったそうです

 

これちょっと想像すると なんかパズルみたいで

はまったときに「きもちいい!」ですよね

 

「仕組み」を上手に取り入れられた例です

 

話を戻すと

おうちによって 困りごとや物の配置は

ケースバイケースなので ここで

具体的なことは言えませんが

 

たとえば

「飲み終わったコップは 台所に持って行って洗ってほしい」

と思うとき 家族にとって

 

・台所が使いやすくなっているかな

・どのスポンジと どの洗剤を使うか知ってるかな

・洗い終わったコップは どこに置くのか知ってるかな

・そもそも 置くスペースあるかな

 

と一度 点検してみてください

 

自分にとっては 「あたりまえ」のやり方でも

普段やらない家族にとっては まったく「未知」の世界です

 

だれが見ても 分かりやすく やりやすくしておけば

今まで 散らかしていた家族も 動きやすくなり

散らかす頻度も減るかもしれません

 

「仕組み」を見直すことで

自分のイライラも減らせるし

家事負担も減らせて そのうえ自分の時間も増えて

一石三鳥です

 

ここで 最後に大事なことをお伝えしますね

 

こちらが いくら仕組みをつくっても

現実的に 家族が乗ってきてくれるかは 

相手次第です

 

期待し過ぎると やってくれなかったとき

イライラします

 

なので「ちょっと実験してみよう」

ぐらいの気持ちで 自分にも負担の少ないところから

はじめてみるのがおススメです

 

「仕組化」をうまく活用して

イライラを減らし 自分の時間を

おだやかに過ごしましょう♪

 

自戒をこめて

 

GWの谷間ですね

後半はどんな風に過ごしますか

 

何かと変化の多いこの時期は 他の時期にくらべて 

ご相談が 少し多めの印象です

 

「タイミングかな」と思ったときは

まずはお気軽に ご相談ください

ご連絡お待ちしています

 

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2024年04月26日